こんにちは、rinnです!
今日はロマンチックな名前とは裏腹に、豪快でインパクトのある滝をご紹介します。
滝のすぐそばまで行くことができ、マイナスイオンをたっぷり浴びられる。
暑い夏にぴったりの場所なので、夏の避暑地候補としてみてはいかがでしょうか♪
- 乙女滝への詳しいアクセスの方法
- 思い出に残る写真の撮り方
- 周辺の撮影スポット&ランチ店
などを分かりやすくガイドしているので、参考になれば嬉しいです。
記事の内容について

ぼくが実際に行った場所を妻が最新情報を加えて掲載しています



掲載情報は投稿時のものですので、最新情報は公式サイトをご確認ください m(_ _)m
おすすめ撮影スポット情報
撮影スポット概要
- 住所:〒391-0301 長野県茅野市北山蓼科 中央高原5513
- 駐車場:有
- トイレ:有
- 総合難易度:2(Max10)
移動労力:1(駐車場から徒歩5分以内)
撮影技術:1(手持ち撮影)
ベストショットの条件
- 写真を撮るなら夕方がおすすめ
- 真正面から撮るなら、新緑が綺麗な夏がおすすめ
- 紅葉を狙うなら、10月の第3週くらいがベスト
(標高が高いので、平地とのズレを確認しよう)
レンズ・付属品
- 広角レンズ(14–24mm)
- PL フィルター
その他/注意事項
- 濡れる
- 滑る
アクセス
車で行く場合


行き方
乙女滝は諏訪ICから約30分で到着できます。
インターを降りた後は、
の順番に進んで行けば到着できます。
駐車場
駐車場候補は全部で2つ。選ぶ基準は
乙女滝まで最短で行きたい
or
横谷渓谷を満遍なく堪能したい
という目的別で決めるのが良いでしょう。
乙女滝だけを見に行くなら、
近くにある横谷峡駐車場へ駐車するのがおすすめです(地図番号:①)。
横谷渓谷には、乙女滝以外にも見所がたくさんあります。(王滝や霧降の滝など)



せっかく来たから周辺もゆっくり散策したい
という方は、
「横谷観音駐車場」に駐車し、渓谷を散策しながら乙女滝まで行くのがおすすめ(地図番号:②)。
ここでは『①標高が高い駐車場→乙女滝→②標高が低い駐車場(バスで①に戻る)』というルートを推奨します。
START:横谷観音駐車場(標高が高い)
↓
目的地:乙女滝
↓
GOAL:横谷峡駐車場(標高が低い)
(バスでSTARTまで戻る)



いやいや、全ルート、徒歩でしょ〜
というアクティブな方は、
標高が高いのが「横谷観音駐車場」
標高が低いのが「横谷峡 駐車場」
という情報を参考に、
- 体力がある時に上りがいい
(START:横谷峡駐車場) - 確実におしどり隠しの滝や王滝が見たい(START:横谷観音駐車場)
など、
目的やこだやりでSTARTの駐車場を決めるのが良いでしょう。
▼見たい滝や撮りたい場所の参考にお使いください。
公共交通機関で行く場合


バスで乙女滝へ向かう場合、以下の選択肢があります。
- 麦草峠線
- メルヘン街道バス
- 蓼科高原ラウンドバス
(▼運行・乗り場・路線図・料金)
(▼運行・乗り場・路線図・料金)
(▼運行・乗り場・路線図・料金)
共通情報
ここでは乙女滝最寄りの『横谷峡入口』で下車するのがおすすめです。
そこから徒歩6分くらいで『乙女滝』に到着できます。



横谷峡を満喫したい!という方は『横谷観音入口』などで降車するのがおすすめ。
撮影のポイント
パターン1(夏)


この乙女滝は滝壺がない、めずらしい滝です。
滝が岩肌に直撃しているので、マイナスイオンが大量に発生し、滝の周辺は特に涼しく感じます。
その影響で地面が濡れているので、
- 滑らないように気を付ける
- 機材を濡らさないように注意する
ことが大切!
パターン2(秋)


しかも滝の右側にある階段を行けば、滝の裏側へも行ける裏見の滝でもあります!
パターン3(冬)


ここではPLフィルターで光の反射を軽減し、滝本来の色を出すのがおすすめ。
さらに、滝の写真を撮る時は
勢いがない滝=流す
(落差が小さい滝 又は 分岐爆)
勢いがある滝=流さない
(落差が大きい滝 又は 直瀑)
ということを意識して撮るのがポイント。



ダイナミックな滝なので、滝は流さず、臨場感が出る程度のSS(1/50~100くらい)で撮ってるよ
真冬には完全な氷瀑へと変化する乙女滝。
標高約1,400mに位置する乙女滝は南向きの滝なので、
氷は渓谷にあるどの滝よりも早く溶けてしまいます。
例年12月下旬ごろから凍り始め、氷瀑が見られるのは2月頃までのようです。



完全な氷瀑、生で見たいなぁ〜
冬の交通機関はマヒしやすいので、最新の交通情報をチェックしながら、安全運転で向かいましょう。
カメラ男子についていく女子の注意点


現場では基本、ほっとかれます(笑)。
ベストポジションの模索と設定、納得のいく構図が見つかるまで、もくもくとカメラと向き合います。
目の前の風景に夢中です。
とりあえず50~100枚くらい撮らないとこっちには来ないでしょう。笑
その間は邪魔せずそっと見守って、自分も一人の時間を楽しむのがいいかも𓂃 𓈒𓏸
現場の様子
階段や土が剥き出しの所があるので、
歩きやすい靴 又は 履き慣れた靴が必要です。
乙女滝は手が触れそうなくらい、滝の近くに寄れるのが魅力の一つです。
しかし同時に、水しぶきで足元が濡れていて滑りやすいです。
なので、足元の安全を確保することも大切になってきます。
特に困るのは、滝が近い=水しぶきがすごい=髪がうねるという現象。
ちょっとした湿気でも髪がうねる方は特に、まとめ髪にしたり帽子を被ったりと、直接濡れない対策が必要です。



一時的にならタオルを頭からかぶるのもおすすめ。
道中滑ったり転んだりするのは避けたいところですが、絶対大丈夫!と言い切れるほど整った道でもありません。
とてもお気に入りの服はやめておきましょう。。。
食べなきゃ損!な、おすすめの飲食店 3選


めん処-soy屋!
中太の中華麺に信州味噌の濃厚なスープがよく絡む!
看板メニューの具材は野菜やゆで卵に加え、『とろとろなんこつチャーシュー』が入っているのが特徴。
さくらさく
馬肉を食べる習慣のある信州地域で、本格的な馬肉を提供しているお店。
「生が苦手…」という方も安心して馬肉を楽しめるように、火の入ったメニューもあります。
利休庵
店主が丁寧に打って仕上げた十割蕎麦が自慢のお店。
珍しい「ダッタンそばのチーズタルト」も人気!
「乙女滝」周辺の撮影スポット紹介
おしどり隠しの滝
なめらかな渓流がいく段にも連なり、酸性の水質から生まれる「青・赤・緑」のコントラストが綺麗な場所です。


現地情報


乙女滝について
この滝ができた江戸時代、日本中で一気に人口が増え、食糧の確保のために多くの水田が整備されました。
しかし、この地域では水不足が原因で思うようにお米が取れず、困っていたそうです。
そこで、当時諏訪地域の名主(みょうしゅ:田んぼの経営や領主への貢納の責務を担った人)だった坂本養川(ようせん)が、
水量の多い川から少ない川へ水を送る「繰り越し堰(せぎ)」を設計。
滝之湯堰と大河原堰を整備することで、田んぼに水が入るようになり、諏訪地域のお米の生産量が大きく向上したそうです!
横谷渓谷の川の水は酸性で、とても生き物が住める環境ではありません。
それを坂本養川はいくつかの川と合流させ、他の水と混ぜることにより、水質の改善を行ったそうです。
乙女滝はそうして作られた繰越堰(大河原堰の方)の一部であり、観光客を癒すだけでなく、諏訪地域の人々を貧困から救った滝でもあったんです。
名前の由来
見た目のインパクトとは打って変わって、おしとやかなイメージの名前ですよね(笑)
調べたところ諸説あり、
- この滝で水浴びをするのが好きだった娘と猟師が出会い、恋に落ち、後に結婚した
- 重い病にかかった地主の元で働く娘が、その地主のために滝に打たれながら回復を祈り、叶った
どちらにせよ、滝の見た目から、というよりは、この滝で起こったとされるエピソードをもとに付けられた名前のようです。
この豪快な滝に入って水浴び・・・。昔の人は本当に心身ともに強い人が多いんですね。笑
終わりに
見た目の豪快さやマイナスイオンで癒されるだけでなく、諏訪地域の貧困を救った長野県の「乙女滝」、いかがでしたか?
私たち夫婦はまだ見たことがないですが、冬には完全な氷瀑が楽しめるそうなので、撮影に行く日がとても楽しみです〜
その時にはまたレポートしますので、現地の通行状況など、詳しい写真も載せれたらと思います。
みなさんも今は特にお体に気をつけて、元気に過ごしてくださいね。
では、また♪ rinn
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